講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-09 / 文学:日本史:その他趣味 / 学内講座コード:5804
『源氏物語』宇治十帖を読む
- 開催日
- (1) 5 /16 手習巻 ―― 浮舟、横川の僧都に助けられる
(2) 5 /30 手習巻 ―― 浮舟、素性を隠す
(3) 6 /13 手習巻 ―― 浮舟、尼君、中将の君
(4) 6 /27 手習巻 ―― 中将の君の求愛
(5) 7 /18 手習巻 ―― 浮舟の出家
- 講座回数
- 全5回
- 時間
- 13:15~14:45
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 2,000円
- 受講料
- -
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
薫と匂宮のどちらかを選べなかった浮舟は、入水を決意し、宇治から姿を消しました(浮舟巻)。匂宮は病に伏せるも、中の君をはじめ、他の女性たちに安らぎを求め、一方薫は、亡くしてはじめて浮舟が得難い女性であったことをしみじみ感じます。そして、宇治という「憂き」場所で、大君、中の君、そして浮舟と出会った縁を思うのでした(蜻蛉巻)。舞台はかわり、横川僧都が宇治で女を助けたところから、手習巻がはじまります。その女こそが浮舟でした。今回は、死にそびれた浮舟がどのように生きてゆくか、手習巻を中心に読んでゆきたいと思います。
備考
※新規の方は会費が必要です。
講師陣
名前 | 岡田 ひろみ |
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肩書き | - |
プロフィール | 共立女子大学文芸学部教授。『源氏物語』を中心とする物語文学を専攻とする。近年は特に、平安、鎌倉、室町期の物語の作中和歌、歌謡、音楽に関心がある。 |