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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-02-01 / 文学 / 学内講座コード:19B1613401

『蜻蛉日記』の王朝時代 正妻ではない妻の新婚生活

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
2月 2日(日)、 2月 9日(日)、 2月16日(日)、 3月 1日(日)、 3月 8日(日)、 3月15日(日)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
30
その他
8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
『蜻蛉日記(かげろうにっき)』の作者といえば、その本名がわからず、一般に「右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは)」「藤原道綱母(ふじわらのみちつなのはは)」などと呼ばれている貴族女性です。
そして、彼女が夫(おっと)とした男性は、一条(いちじょう)天皇の時代に摂政太政大臣(せっしょうだじょうだいじん)として絶大な権力を握った藤原兼家(かねいえ)でした。ですから、『蜻蛉日記』の作者は、王朝時代を代表する最上級貴族の妻だったことになります。
しかしながら、この女性は、藤原兼家の妻ではあっても、兼家の正妻ではありませんでした。つまり、われわれが「右大将道綱母」と呼ぶ女性は、兼家の何人かいる妻たちの一人であって、しかも、兼家が特別に大切にしていたというわけでもない妻でしかなかったのです。
この講座では、そのような難(むずか)しい結婚をして一人の主婦(しゅふ)として生きた貴族女性の日記を手がかりに、家庭の主婦の眼に映った王朝時代というものを見ていきたいと思います。
なお、ここで見る王朝時代は、一口に「王朝時代」と言っても、清少納言(せいしょうなごん)や紫式部(むらさきしきぶ)が生きた王朝時代より、一つ世代(せだい)をさかのぼった王朝時代です。

【講座スケジュール】
第1回 2月 2日(日) 正妻(せいさい)ではない妻(つま)としての結婚
詳細:摂関家(せっかんけ)の御曹司(おんぞうし)からの求婚(きゅうこん)/乱暴(らんぼう)ながらも情熱の溢(あふ)れる恋文(こいぶみ)/新婚生活のはじまり
第2回 2月 9日(日) 自分の夫(おっと)の自分以外の妻たち
詳細:道綱の誕生(たんじょう)/自分の夫が正妻として大切(たいせつ)にしている自分以外の妻/自分の夫が夢中(むちゅう)になっている自分以外の妻/夫の訪(おとず)れを待ち続ける日々
第3回 2月16日(日) 皇族(こうぞく)・皇妃(こうひ)との社交(しゃこう)
詳細:夫の出世(しゅっせ)が遅(おく)れていた頃(ころ)/皇子(おうじ)との和歌の贈答(ぞうとう)/皇子の暮(く)らす邸宅(ていたく)/天皇の最愛(さいあい)の妃(きさき)との交遊(こうゆう)
第4回 3月 1日(日) 母・姉との離別(りべつ)
詳細:将来(しょうらい)への不安/母親の死/世話(せわ)になった僧侶(そうりょ)の死/母親の一周忌(いっしゅうき)/都(みやこ)を離(はな)れる姉
第5回 3月 8日(日) 夫の重病(じゅうびょう)
詳細:眼(め)の前(まえ)で発病(はつびょう)する夫/治病(ちびょう)のために連(つ)れ去(さ)られる夫/病床(びょうしょう)の夫を見舞(みま)うための外出(がいしゅつ)
第6回 3月15日(日) さまざまな寺社詣(じしゃもうで)
詳細:夫を相手の賭(か)け事(ごと)/稲荷詣(いなりもうで)/賀茂詣(かももうで)/引(ひ)っ越(こ)し/初瀬詣(はせもうで)

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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