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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-05-10 / 社会:その他教養 / 学内講座コード:19A2610101

神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科主催講座 帝国主義時代のナショナリズム 日本ナショナリズムの解剖学 6

主催:神奈川大学神奈川大学 横浜キャンパス(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月11日(土)、 5月18日(土)、 6月 1日(土)、 6月 8日(土)、 6月15日(土)、 6月22日(土)、 6月29日(土)
講座回数
7回
時間
14:40~16:10
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
50
その他
7,200円(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
十九世紀末から二十世紀初頭は、欧米列強が世界中で植民地獲得・勢力圏の拡大を求めて激しく対立した、帝国主義の時代と呼ぶにふさわしい時代であった。また、その時代は国内的には社会の分断が深刻化すると同時に、「大衆」が政治過程に本格的に登場する時代でもあった。日本も、そういう世界の動き、時代の潮流の中に巻き込まれていた。その意味で、国民国家の建設を至上命題とするナイーブなナショナリズムの段階は、早くも過ぎ去ろうとしていた。ナショナリズムは、帝国化と深刻化する「社会問題」をめぐって変質を余儀なくされていく。本講座では、日露戦争前後から大正デモクラシーと呼ばれる時期に焦点をあてて、日本社会とナショナリズム変容過程を検討する。特に、この時期の最も問題的な思想家として北一輝と柳田国男を取り上げる予定である。なお、必要な資料は当方で用意する。

【講座スケジュール】
第1回 5月11日(土) 深刻化する社会問題とナショナリズム
詳細:明治後期の日本は、近代化に伴う社会変動によって、深刻な社会問題に直面する。その問題にナショナリズムがどう対応したかを、民友社系知識人の動向を中心に分析する。
第2回 5月18日(土) 帝国主義は是か非か
詳細:日清戦争後、日本の「帝国化」を賛美する声とそれに反対する主張とが鋭く対立する。その対立の様相を山路愛山と内村鑑三の論争を中心として検討する。
第3回 6月 1日(土) 二つの選択肢
詳細:日露戦争後、日本は本格的に帝国化の道を歩むが、大正デモクラシーの高まりの中で「小日本主義」を掲げる動きも出てきた。吉野作造・石橋湛山の思想を分析し、その意味を探る。
第4回 6月 8日(土) 社会主義と国家主義・自由主義接合の論理
詳細:北一輝『国体論及び純正社会主義』の第一篇から第三篇を分析し、どのような論理によって社会主義と国家主義が接合されているかを検出する。
第5回 6月15日(土) 「国体論」批判とその再編
詳細:前回に続き、第四編、第五編の「国体論批判」を検討し、北の思想がどのような時代状況的意味を持っていたかを考える。
第6回 6月22日(土) 日本の文化・社会分析の新しい視座
詳細:柳田国男の民俗学が、日本社会の深層に潜む問題をどのように摘出しようとしたかを、彼の学問形成過程をたどりつつ検討する。
第7回 6月29日(土) ナショナリズムの可能性
詳細:ナショナリストとしての柳田の思想を検出し、それがどのような思想的可能性を持っていたのかを検証する。

備考

【備考】
◆講師の都合により講座日程が一部変更となりました。ガイドブックの表記とは違っておりますのでご注意ください。

講師陣

名前 橘川 俊忠
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1945 年生まれ。東京大学法学部卒業。専門は日本政治思想史。著書に『近代批判の思想』(論創社)、『歴史解読の視座』『日本の民俗学者 ― 人と学問』(以上、共著、御茶の水書房)、『奥能登と時国家研究編2』(平凡社)、『終わりなき戦後を問う』(明石書店)、『丸山眞男「日本政治思想史研究」を読む』(日本評論社)などがある。
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