江戸のコミック・マンガ黄表紙 山東京伝の黄表紙を中心に

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• 講座詳細

  【講座内容】
  江戸時代後期の江戸の戯作界は、黄表紙・洒落本の著作で活躍した山東京伝を中心にして活発であった。その山東京伝に衝撃を与え、彼を戯作界へと導いた恋川春町の黄表紙の嘴矢『金々先生栄花夢』から山東京伝の黄表紙を楽しく鑑賞していきます。挿絵のある作品だけに「絵解き」する楽しさも堪能していきたい。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 6月 7日(金) 『金々先生栄花夢』を味読する
  第2回 6月14日(金) 『金々先生栄花夢』が何故、面白かったかを考える
  第3回 6月21日(金) 山東京伝の処女作『開帳利益札遊合』を読む
  第4回 7月 5日(金) 黄表紙のヒット作『江戸生艶気樺焼』を読む
  第5回 7月12日(金) 『江戸生艶気樺焼』と洒落本の関係
  第6回 7月19日(金) 『江戸春一夜千両』で江戸の風俗・経済を読み解く

• 備考

• 講師陣

  名前	棚橋 正博
  肩書き	元早稲田大学大学院講師、元帝京大学大学院教授
  プロフィール	早稲田大学大学院修了文学博士(早稲田大学)。著書『山東京伝全集』(ぺりかん社)、『江戸マンガ人魚なめ』(小学館)、『捏造されたヒーロー遠山金四郎』(小学館)、『山東京伝の黄表紙を読む一江戸の経済と社会風俗ー』(ぺりかん社)、『江戸のくらし風俗大事典』(柏書房)、『江戸の戯作絵本～黄表紙～』(社会思想社)、『笑いの戯作者十返舎一九』(新典社)、『江戸の道楽』(講談社)、『新編日本古典文学全集 黄表紙・川柳・狂歌』(小学館)、『江戸に花開いた「戯作」文学』(NHK 出版)、『弥次さん喜多さんの膝栗毛』(NHK 出版)