学内講座コード:17B1613801
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
浮世絵随談 ― より深く学ぶために
申し込み締切:
2017年10月03日 (火) 23:30
開催日時:
10月 4日(水)、10月11日(水)、10月18日(水)、11月 1日(水)、11月 8日(水)、11月15日(水)、11月22日(水)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
11,000円
定員:
50名
講座回数:
7回
講座区分:
後期
その他:
9900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
長年開講してきた「浮世絵随談」の〈上級編〉です。より深い内容を目指して、浮世絵の魅力に迫りたいと思います。そのためには、受講者の方の〈「浮世絵」に関する基礎的な知識〉が最低限必要です。この講座を受講するにあたっての〈基礎知識〉とは、〈改印が読めること〉〈浮世絵は木版画であること〉〈浮世絵の制作過程がある程度理解できていること〉〈彫師や摺師の技法がある程度理解できていること〉などが挙げられます。
初めて受講される方は聞きたいことがたくさんあると思いますが、それらはこれまで、授業で繰り返しやってきたことですので、なるべく省略していきます。毎回、基礎的な内容の説明に費やしていた時間を少しでも短縮し、次の段階に進みたいと思います。とは言っても、急激に難しくするのは、戸惑いがあると思いますので、授業形態も、これまでと同じ雰囲気で、徐々に進めていきます。
各回の授業内容については、事前に提示しません。授業を進めていく中で出てきた疑問点を中心にして、そこから深く掘り下げていきます。どう展開していくかも、お楽しみください。事前に授業内容を提示すると、市販の浮世絵解説本やインターネットで、熱心に調べてくる方がいますが、先に間違った知識が頭に入ると、切り替えるのが大変です。つまり、授業の「予習」はできませんので、「復習」に力を入れてください。復習して疑問点に出会ったら、次の授業で質問してください。この授業形態に慣れてくると、授業の「予習」よりも重要な、授業の「予想」ができるようになります。「学ぶ」ということは、「受動的」ではなく、「能動的」な活動です。「自ら発見する喜び」を楽しんでください。したがって、これまで通り、「浮世絵を楽しむ」という、授業目標は変わりません。
【講座スケジュール】
第1回10月 4日(水)
第2回10月11日(水)
第3回10月18日(水)
第4回11月 1日(水)
第5回11月 8日(水)
第6回11月15日(水)
第7回11月22日(水)
名前 | 新藤 茂 |
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肩書き | Ukiyo-e Adviser |
プロフィール | 東京理科大学理工学部数学科卒業。現在は、東京工芸大学大学院非常勤講師(「近世日本美術史特論」「芸術学特論演習」)、神奈川大学公開講座講師(「浮世絵」「落語」「数学」)。「歌舞伎絵暦」(歌舞伎座カレンダー)の企画構成解説を毎年担当。国際浮世絵学会常任理事。第24 回内山賞受賞(浮世絵研究賞)。「浮世絵」「落語」「歌舞伎」「和算」の四本柱を基盤にして、実証的な「浮世絵研究」を推進している。 |
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