学内講座コード:
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主催:
駒澤大学社会連携センター [ 駒澤大学 深沢キャンパス (東京都) ]
講座名:
土-II:家康を天下人にした三河武士・松平家忠 ―駒澤大学図書館蔵「家忠日記」の世界―
申し込み締切:
2019年09月16日 (月) 23:30
開催日時:
10月26日、11月9日、11月16日
11月23日(土)
15時〜16時30分
入学金:
-
受講料:
4,000円
定員:
250
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
補足:
-
「家忠日記」は三河武士で徳川家康に仕え、その天下取りに尽くした松平家忠の自筆日記で、本学図書館に原本が所蔵されています。この日記は戦国武将の日記として当該期の史料として他にもあまり例がなく貴重なものです。しかも家康の動向は勿論のこと、家臣や戦国大名、信長・秀吉なども登場しています。しかしこの日記の魅力はそれだけではありません。それは家忠が過ごした日々の生活の様子が書かれているからで、それがまた史料としての価値を高めています。
例えば城攻めや城の普請、鷹狩りや川狩りなどに加え、さまざまな人々との交流や年中行事、また連歌・茶の湯などの文化的催し、さらには菩提寺(本光寺)とのつながりや家族のことなどにも及んでいます。私たちは、この日記を通して、戦国時代を生きる三河武士の日常を具体的に知ることができるわけで、それがこの日記の一番の魅力といえます。
本講座では、「家忠日記」の世界にふれることで、戦国・織豊時代から近世へと移行していく歴史像を豊かに描いていただければと思います。なおこの時期、駒沢キャンパスの禅文化歴史博物館では、家忠日記と本光寺に関する企画展が開催される予定です。こちらにも合わせてお出掛けいただき「家忠日記」の世界を御堪能ください。
1 松平家忠の生涯と「家忠日記」10月26日(土)\t
文学部教授 久保田 昌希
2 日記の読み方と三河武士の生活・文化 11月9日(土)\t
淑徳大学大学アーカイブズ 大嶌 聖子
3 家忠が書き留めた歴史事象、信長・秀吉 11月16日(土)\t
足立区地域文化課文化財係 佐藤 貴浩
4 三河から関東へ、そして伏見へ 11月23日(土)\t
文学部教授 久保田 昌希
受講資格:どなたでも受講できます
会場:駒澤大学深沢キャンパス 120周年アカデミーホール
名前 | 久保田 昌希 |
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肩書き | 駒澤大学文学部教授 |
プロフィール |
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