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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-10-15 / その他教養:料理 / 学内講座コード:21123

中華料理から見た日中文化交流史話

主催:慶應義塾大学慶應義塾大学 オンライン(東京都)]
問合せ先:慶應義塾 三田オープンカレッジ事務局 TEL:03-6822-9370
開催日
10⽉30⽇、11⽉6⽇、13⽇、27⽇(土)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
70
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

現在の日本人にとって和食、洋食、中華は毎日の食卓に並ぶ日常の料理であり、自国料理である和食のみならず外国から伝わった洋食と中華もまた日本人の食生活に欠かせぬものとして定着しています。またそれぞれの料理を専門とするレストランも街にあふれています。本来伝統的な和食の店である居酒屋のメニューにいろいろな国の料理が並んでいるのは日本に来た外国人が面白いと感じることの一つだといわれます。これは日本人の外国文化の受容のあり方を象徴しているものといえます。中国文明の周辺にあった日本は古来より中国の文化を多く取り込んできました。しかし、食文化に関しては必ずしも最初から全面的に受け入れたわけでありませんでした。中華料理そのものに至っては明治時代になって初めて日本社会に出現しました。そして、本当の意味で日本人の食生活に中華が浸透したのは、戦後、しかも1960年以降だとされています。それはどうしてでしょうか。ここでは日本人の中華料理受容の歴史を語ることで、その中国観の変遷について考えたいと思います。第1講では、中華料理の日本伝来の過程をたどり、とりわけ戦後の日本社会に定着した歴史的背景について考えます。第2講では、周恩来という人物を軸にして、彼が留学した時代の日本における中華料理の黎明期の状況について語ります。第3講では、日本の食文化に中華料理を定着させた代表的な人物として、周富徳と陳建民を取り上げ、彼らがどのような思いで日本人に中華料理を伝えようとしたのかを明らかにします。第4講では、日本人の「中華料理」の常識について再検討し、改めて現代日本人の中国認識について考えます。なじみのある中華料理の話ですので、気軽な気分で聴講していただければ幸いです。

【スケジュール】
2021年10月30日(土)3限(13:00~14:30) 主題:中華料理がやって来た!
説明:明治以来、日本に中華料理が伝えられた歴史をたどり、中国の料理が「中華料理」として変容し、日本に定着していった過程を知っていきます。

2021年11月06日(土)3限(13:00~14:30) 主題:周恩来と中華料理
説明:中華人民共和国の首相を長年にわたって務め、日本でもよく知られている政治家周恩来と中華料理との関係をたどり、青年時代から晩年に至るまでの料理に対するこだわりを通して、その人物の理解を深めていきます。

2021年11月13日(土)3限(13:00~14:30) 主題:中華料理の伝承人
説明:日本の家庭に中華料理を定着させた代表的な二人の人物、周富徳と陳建民の事績をたどり、彼らの中華料理に対する認識のあり方を理解していきます。

2021年11月27日(土)3限(13:00~14:30) 主題:中華料理から日中両文化を考える
説明:日本人の誰もが中華料理と考える餃子、ラーメン、天津飯などは中国ではむしろ日本料理だと思われている実情を紹介し、日本人と中国人の食文化に対する理解や価値意識の違いを「中華料理」を手掛かりにして考えていきます。

備考

教 室 オンライン講座
形 式 レクチャー形式
キーワード 中華料理、周恩来、神田、周富徳、陳建民、食文化
修了条件:全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 山本 英史
肩書き 慶應義塾大学 名誉教授
プロフィール 1950年生まれ。現在の肩書は南開大学歴史学院講座教授、慶應義塾大学名誉教授。慶應を5年前に定年退職し、現在は中国の学生を対象に天津にある南開大学に講義しに行っています。東洋史学、なかでも明清史・近代史の社会史を専門としています。 主要著作に、『赴任する知県―清代の地方行政官とその人間環境』(研文出版、2016年)、『北京餐庁情報-北京を食べて34年』(研文出版、2016年)、『中国の歴史』増補改訂版(河出書房新社、2016年)などがあります。 中国や台湾にはこの30年近く、何らかの用事で毎年行く機会があり、そこで食べる料理についても結構詳しいと自負しています。
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