学内講座コード:21110
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主催:
慶應義塾大学 [ 慶應義塾大学 オンライン (オンライン) ]
講座名:
ニュースの見方、考え方(その2)=激変するメディア環境におけるニュースのあり方・受け止め方を考える
申し込み締切:
2021年06月04日 (金) 23:30
開催日時:
6⽉19⽇、26⽇、7⽉3⽇、10⽇(土)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
15,000円
定員:
70
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
インターネットやSNSで情報が瞬時に伝わる時代。通信技術の発達で情報量は加速度的に増え、その到達範囲も際限なく広がっていきます。報道の世界では隠された事実を明るみに出す努力を続ける一方で、誤報やフェイクニュースも後を絶ちません。玉石混交の情報があふれる中で、歴史の1ページとして刻まれる正確なニュースをどうやって見分ければいいのでしょうか。本講座では、通信社記者としてニュースの発掘・発信現場に長く携わった経験を基に、新聞・放送・ネットの各メディアの特性とニュースの流れ、メディアを取り巻く環境変化を実態に即して紹介し、報道のあり方と受け止め方を考えます。実際のニュース原稿を使って、記事の正確性、分かりやすさ、内容の深さを検証し、ニュースの意味や発信者側の意図を解き明かす実践講座です。
【スケジュール】
2021年06月19日(土)3限(13:00~14:30) \t主題:ニュースはどのように伝わるのか
説明:新聞、放送、ネット各媒体の特性変化と環境変化の中で、ニュースの流れと質がどう変化しているかを検証します
2021年06月26日(土)3限(13:00~14:30) \t主題:ニュースはどのようにして生まれるのか
説明:取材現場・編集現場の実態と変容を解説します。特ダネはどのようにして生まれるのか。記者クラブの是非なども検討します
2021年07月03日(土)3限(13:00~14:30) \t主題:ニュースと人権・プライバシー
説明:ニュースは人権を侵害するのか。個人情報やプライバシー保護と公益性のバランスを実名・匿名報道のあり方を通して考えます
2021年07月10日(土)3限(13:00~14:30) \t主題:ニュースと世論
説明:世論はどう形成されるのか。世論操作やフェイクニュースの実態、客観報道について検証し、ニュース報道の役割を考えます
教 室 \tオンライン講座
形 式 \tレクチャー形式
キーワード \tメディア、ニュース、報道、情報、特ダネ、誤報、フェイクニュース、情報操作、犯罪、個人情報、プライバシー、実名・匿名
修了条件:全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 牧野 和宏 |
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肩書き | 一般社団法人共同通信社 前常務理事 |
プロフィール | 1956年3月生まれ、慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新聞研究所修了。80年、社団法人共同通信社入社。社会部記者・デスクとして、薬害エイズ、オウム真理教、神戸の連続児童殺傷、和歌山の毒物カレーなどの事件のほか、個人情報とプライバシー保護、少年犯罪と報道、裁判員制度導入に伴う犯罪報道の見直しなどに取り組む。2006年、社会部長。その後、デジタル担当などを経て2015年、常務理事就任。業務、放送報道、経営企画を担当し19年6月退任。 |
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