学内講座コード:31
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主催:
学習院さくらアカデミー [ 学習院さくらアカデミー 目白キャンパス (東京都) ]
講座名:
環境と食からヨーロッパ史を考える NEW!
申し込み締切:
2018年05月11日 (金) 23:30
開催日時:
5月12日(土)、 5月26日(土)、 6月 9日(土)、 6月23日(土)、 7月 7日(土)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
16,200円
定員:
40名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
食事は生命維持に不可欠ですが、単なる栄養補給ではありません。なぜか豚肉を食べない人がいたり、お米よりもパン派だという人がいたり。単なる好みの問題でしょうか。「食べること」はその人が生まれ育った地域の環境や宗教などの諸条件にも根ざしています。ユダヤ教徒が食べなかった豚をキリスト教徒が食べるのはなぜでしょう。いつからパン食がふつうのことになったのでしょう。環境や食について、社会、文化、政治などの視点から近世期までを中心にヨーロッパの成り立ちを歴史的に考えていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 5月12日(土) 15:00~16:30 講師:後藤 秀和
「食べてはいけない」(食の禁忌)の成り立ち
第2回 5月26日(土) 15:00~16:30 講師:後藤 秀和
自然環境にしばられるヨーロッパ農業
第3回 6月 9日(土) 15:00~16:30 講師:後藤 秀和
水車と鉄製農具が変えた中世の食
第4回 6月23日(土) 15:00~16:30 講師:後藤 秀和
これも肉屋さんのお仕事? 肉屋職人の世界
第5回 7月 7日(土) 15:00~16:30 講師:後藤 秀和
コロンブスの交換:麦・銀・新作物の近世
名前 | 後藤 秀和 |
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肩書き | 慶應義塾大学講師 |
プロフィール | 1997年学習院大学文学部史学科卒業。2000年学習院大学人文科学研究科史学専攻博士前期課程修了。元学習院大学文学部助手。専門はヨーロッパ近世近代社会史。テーマとしては食・動物・家畜・農村世帯構造など、地域としてはザルツブルク(オーストリア)に重点をおいて研究を進めている。慶應義塾大学、日本大学、高崎商科大学非常勤講師。「聖界領邦ザルツブルクとその世俗化」大津留厚・水野博子・河野淳・岩崎周一編『ハプスブルク史研究入門』(昭和堂) |
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