ベートーヴェンの後期ピアノソナタを聴く ウィーン体制下の創作活動

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• 講座詳細

  【講座内容】
  ベートーヴェンのピアノソナタ32曲の内、後期の作品群の中から5曲についてお話しします。後期のピアノソナタは、弦楽四重奏曲と並んで
  彼の創作の世界の集大成ともいうべき作品群です。今回は彼の個人的といえる作品群と、メカニックの側面から見たピアノ、初版の印刷楽譜、ベートーヴェンの個人史、ウィーン体制下の都市文化などを交えながらお話しします。楽譜を見ながらCDを試聴します。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 9月17日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　ピアノソナタ第28番イ長調作品101
  　-聖なる大地、「無限」旋律か?
  第2回 10月 1日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　ピアノソナタ第29番変ロ長調作品106《ハンマークラヴィーア》(1)
  　-史上最長のソナタ
  第3回 10月15日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　ピアノソナタ第29番変ロ長調作品106《ハンマークラヴィーア》(2)
  　-巨匠の自覚、自信、自己主張の意志
  第4回 10月29日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　ピアノソナタ第30番ホ長調作品109
  　-35歳の歳の差は
  第5回 11月19日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　ピアノソナタ第31番変イ長調作品110
  　-完全に筆舌に尽くしがたい
  第6回 12月 3日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　ピアノソナタ第32番ハ短調作品111
  　-トーマス・マン著『ファウスト博士』では

• 備考

• 講師陣

  名前	網野 公一
  肩書き	玉川大学教授
  プロフィール	１９８９年３月学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得。玉川大学リベラルアーツ学部教授。日本ホルン協会監事。主な著書に「モーツァルト・スタディーズ」（玉川大学出版部、共著）、「コンサートの文化史」（柏書房、共訳）。その他論文として、「モーツァルトの初期ピアノソナタに於ける古典主義」、「モーツァルトのマンハイム楽派の受容」、「『熱情』を読む」など多数。