講座詳細情報
申し込み締切日:2021-02-01 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:63W03
「不思議」の人・楠木正成 ――その生涯をさぐる――(オンライン講座)
- 開催日
- 2月13日(土)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 2,200円
- 定員
- -
- その他
- 新規会員のみ会員登録費2000円
- 補足

※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座概要】
元弘三年(1333年)五月、楠木正成はわずかな手勢で千劔破城(ちはやじょう)に立て籠もっていた。このときの様子を西源院本『太平記』は、「わずかに千人に足らぬ小勢にて、誰(だれ)を憑(たの)み、何を待つとしもなく、城中にこらへて防ぎ戦ひける、楠が心の程こそ不思議なれ。」と伝えている。
鎌倉討幕のクライマックスでみせた楠木の豪胆ぶりに、わたしたちはまず注目しなければならない。息をのむ大軍勢を眼下に見下ろすかれの心のほどは、まさに鬼神にも等しく、「不思議」というほかはなかったのである。
いったい正成とはいなかる人物であったのか。本講座ではかれの出自と基盤、戦略と作戦、思想と人生を追究して、かれの人物像をトータルに明らかにする。
元弘三年(1333年)五月、楠木正成はわずかな手勢で千劔破城(ちはやじょう)に立て籠もっていた。このときの様子を西源院本『太平記』は、「わずかに千人に足らぬ小勢にて、誰(だれ)を憑(たの)み、何を待つとしもなく、城中にこらへて防ぎ戦ひける、楠が心の程こそ不思議なれ。」と伝えている。
鎌倉討幕のクライマックスでみせた楠木の豪胆ぶりに、わたしたちはまず注目しなければならない。息をのむ大軍勢を眼下に見下ろすかれの心のほどは、まさに鬼神にも等しく、「不思議」というほかはなかったのである。
いったい正成とはいなかる人物であったのか。本講座ではかれの出自と基盤、戦略と作戦、思想と人生を追究して、かれの人物像をトータルに明らかにする。
備考
【テキスト】プリントを配付します。なお、拙著『楠木正成』吉川弘文館も参考にされると、さらに理解が深まります。
【備考】同窓会連携特別講座(獨協大学同窓会員は受講料1,980円。受講申込時に申請してください)
*2月1日時点で受講申込者が9名未満の場合は、開講できません
【備考】同窓会連携特別講座(獨協大学同窓会員は受講料1,980円。受講申込時に申請してください)
*2月1日時点で受講申込者が9名未満の場合は、開講できません
講師陣
名前 | 新井 孝重 |
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肩書き | 獨協大学名誉教授 |
プロフィール | 専門/日本社会史 早稲田大学大学院博士課程修了。博士(文学)。2004年中国長期滞在、蒙古襲来関連の史資料を博捜・調査する。著書『中世悪党の研究』、『蒙古襲来』(以上吉川弘文館)、『黒田悪党たちの中世史』(NHKブックス)など |
