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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-05-15 / 哲学:その他教養 / 学内講座コード:64A06

カント「永遠平和のために」精読 ――21世紀の政治学原論――

主催:獨協大学獨協大学(埼玉県)]
問合せ先:エクステンションセンター TEL:048-946-1678
開催日
5月18日~12月7日(土)
講座回数
全10回
時間
15:30~17:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
22,000円
定員
30
その他
新規会員のみ会員登録費2000円
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座概要】
本講義では、カントの「永遠平和のために」(1795年)を読みます。200年前
に現れたこの本は、現実的な政治の世界では哲学的理想論と言われながらも、世界史の大事
件に二度もかかわります。一つは1920年の国際連盟の結成であり、もう一つはベルリンの壁
の崩壊(1989年)と冷戦終結そしてEUの成立(1992年)です。この一連の出来事は、従
来の政治の世界の常識を覆すものであり、本書のアクチュアリティを一挙に高めました。本
講義では、カントの他のテキストとの関連性に留意しながら、本書の文脈を理解し、本書に
おける「理論と実践」の意味を考えます。

【講座スケジュール】
❶ 5月18日はじめに:カント以前の平和論(サン・ピエールとルソー)とカント以後の理想主義(ウェーバーとヤスパースとヴァイツゼッカー)の系譜
❷ 5月25日永遠平和をもたらすための予備的考察:冒頭の留保条項と6項目の予備条項を検討する
❸ 6月8日永遠平和のための国内条件の考察:「共和制」か「専制」か(第1章)
❹ 6月22日永遠平和のための国際関係の考察:「自由な諸国家連合」か「世界国家」か(第2章)
❺ 7月6日「訪問の権利」と「友好の権利」としての世界市民法:だれもが本来は地球市民(第3章)
❻ 9月28日永遠平和は「自然の意図」あるいは「摂理」によって保証されている(第1追加条項)
❼ 10月12日永遠平和のための秘密条項:「哲学者に耳を傾けよ」の意味(第2追加条項)
❽ 10月26日政治とは何か(1):永遠平和の観点からみた道徳と政治の不一致(付録1)
❾ 11月9日政治とは何か(2):公法を成立させる条件という概念に基づいた道徳と政治の一致(付録2)
❿ 12月7日むすび:日本国憲法における「永遠平和のために」――カントと南原繁と日本国憲法

備考

テキスト:永遠平和のために;啓蒙とは何か 他3編(カント著、中山元訳/光文社古典新訳文庫)700円+税

講師陣

名前 杉田 孝夫
肩書き 獨協大学講師
プロフィール 専門/政治学・政治思想史
獨協大学地域総合研究所客員研究員
お茶の水女子大学名誉教授
著書:『市民社会論』(共編著、おうふう)、『岩波講
座政治哲学3近代の変容』(共著、岩波書店)ほか
訳書にバイザー著『啓蒙・革命・ロマン主義』(法
政大学出版局)がある

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