学内講座コード:19S11030S
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主催:
文教大学地域連携センター [ 文教大学湘南キャンパス (神奈川県) ]
講座名:
古代・中世の天皇制を坂東の世界からたどる -その1-
申し込み締切:
2019年05月28日 (火) 23:30
開催日時:
6月7日(金)~6月28日(金)/13:20~14:50
入学金:
-
受講料:
6,300円
定員:
30
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座概要】
今年は今上天皇の代替わりの年である。現在は日本国憲法では権威的要素が強い「象徴」、大日本帝国憲法では神聖不可侵の統治権者としての天皇であるが、その歴史的開始と展開を古代・中世鎌倉時代を中心に探りたい。その場合、その裾野の始まりと広がりを私たちの生活の場である「坂東」社会に視点を据えて学ぶ。
春期は天皇制の萌芽たる大王制から律令天皇制への道を坂東を場として考える。
その場合、宋書倭国伝・古事記・日本書紀・国造本紀・正倉院文書・万葉集などの文献以外に稲荷山鉄剣銘・古墳・木簡などの考古学資料を活用しながら多面的に始まりと展開を探る。
なお秋期は、新皇平将門・坂東武者・幕府と天皇の関係を学ぶ。
【講座スケジュール】
第1回 6/7(金) 倭武上表文の「東毛人」や稲荷山鉄剣名文・古事記・日本書紀のヤマトタケルノミコトの東征伝などから天皇制の前身の大王制と坂東を考える
第2回 6/14(金) 大王制から律令天皇制への転換を武蔵国の動乱・皇族支配民の壬生部などの広がりや白村江の戦い・壬申の乱における東国兵の活動などから探る
第3回 6/21(金) 万葉集から足柄御坂を行き交う人々の天皇への想いを防人歌・田辺福麻呂挽歌などから探る
第4回 6/28(金) 律令制最盛期の坂東と天皇制を相模国封戸租交易帳という正倉院文書や国分寺・式内社の役割から探る。
【備考】
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鳥養 直樹 |
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肩書き | |
プロフィール | 早稲田大学大学院修士課程修了後、神奈川県史編纂室・県立高校教諭・文教大学非常勤講師を経ながら、日本古代国家論、相模国古代・中世史研究や県内自治体史の編纂に取り組む。現在、寒川町史編集委員・日本歴史学協会会員・神奈川地域史研究会会員。 |
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