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トップ > 遊学のガイド > レポートNo.013 メークセラピスト養成講座(Ⅲコース)~笑顔のサポート・化粧療法

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遊学モニターレポート No.13

レポートNo.013 メークセラピスト養成講座

文京学院大学生涯学習センターで人気の講座「メークセラピスト養成講座(Ⅲコース)」を体験受講しました。すでにⅠ、Ⅱコースを終えた方が対象の講座なので、少し不安はありましたが、そんな心配も払拭される大変有意義な授業を受けることができました。

「メークセラピー」とは?
日本語で「化粧療法」と呼ばれ、メークをすることにより心理カウンセリングの手法を取り入れ、高齢者や介護を受けている方にメンタルなケアをサポートするということだそうです。

すでに福祉関係で働いていらっしゃる方、これから目指される方、または美容関係の仕事に従事されていて、メークセラピーの技術を習得しその仕事の役に立てたいと思われる方が受講されるようです。

今回の講座には20代から60代くらいの方まで、様々な年代の女性約20名が受講されていました。

最初は講義から ~高齢者や障害者のことを学びます
養成講座の最初の30分は講義です。
今回はアルツハイマー病と脳血管障害の症状について学びました。

この二つの違いは、アルツハイマー病はゆっくり確実に進行するが、脳血管障害は発作の度に認知度が重くなるものの、まだ残っている能力があるので、その残存能力をいかし、自信を失わせないようにすることが大事なことであるということ、だそうです。

またこれらの認知症の症状として見当識障害というのがあって、自分の今置かれている状況を判断することが困難になり、家族などがわからなくなるという、周りの者にとってはつらい症状です。

家族のなかで誰が一番先に忘れられてしまうか?という質問に中年以降の女性は真っ先に「配偶者!」と答える方が多いとのこと…。ちょっと現実的です・・・。

でも実際は孫、子供、兄弟、配偶者、親の順に忘れていくようです。
近い過去から、忘れていくんですね。 誰にでも、家族や周りに起こりうることだけに、とっても勉強になると思いました。
これらを踏まえた上でメークすることが、セラピーなのだとあらためて考えさせられます。


いよいよメークアップの実技です ~先生の励ましのもと明るくかわいく仕上げます
お年寄りの肌の加減は、すごく難しそうです。先生の注意が飛びます。
「実際はもっとくぼみや皺があるから、肌を少しひっぱってね~。指は柔らかく、しならせる!」。
やっぱり普通のメークアップとは違い、注意しなくてはいけないことがたくさんあります。

それから乳液をつけてリンパマッサージです。手順や方向を先生が声をかけて、皆さんスムーズにマッサージされていました。
先生に「○○さん、うまいよ~!○○さん、OK!」と声をかけられ、自信をもって、施されているように見えました。


そして、ファンデーション、アイメイク、チーク、最後に口紅です。
私もこのチークと口紅をKさんにさせていただいたのですが、人の唇に塗るというのは、すごく緊張し、うまくいかないものだということがわかりました。(Kさんきれいにできなくて、すみません。)

でも、先生が「かわいく仕上げてあげてね~」と言われていたとおり、皆さんかわいい感じにできていたのではないかと思います。


メークに関することだけかと思っていましたが、 メークを施される高齢者や障害者のことについても学べて、メークセラピーというものをより深く知ることができたように思います。

メークをすることによって、精神的ケアのサポートができるというのはすばらしいことだし、また、相手に喜んでもらえるのは、やりがいがあるということを学びました。
また、参加されている生徒さん達、全員が真剣に取り組まれているのが印象的でした。

田島みゆき先生にインタビューしました。
体験受講の後、田島みゆき先生にインタビューしました。

「沢山の生徒さんですが、どのような方が受講されていますか?」
主婦や、OLの方、また、卒論のために学生さんも参加されています。
介護施設で働いている方などは、受講内容をそのまま職場で実践されています。

「文京学院大学での講座のほか、カルチャーセンターでも講義をされていますが、何か違いはありますか?」
大学に来られる方は、少々難しくても本格的な講義内容を望まれる方が多いようです。
そのため、カリキュラムはカルチャーセンターとは異なるものにしています。
ここの生徒さんは、皆さん、真剣で真面目ですよ。

「約5年間続くロングラン講座とお聞きしましたが、先生が講義中、気をつけていることは何ですか?」
1回の講義の中で、1つでも知識を得ていただくのはもちろんですが、それ以上に、講義が終わった時に、生徒さんに「ああ楽しかった」と思っていただけることを、一番に考えています。

「逆に、生徒さんに気をつけて欲しい点を教えてください。」
メークセラピー講座では憶えるべき手順が沢山あります。でも、人間は忘れるもの。忘れるのが当然と思って、楽しく受講していただきたいと思っています。

「今後、どんな方に受講して欲しいですか?」
これからリタイアをされる男性の方でしょうか。男性は手が大きく安心感を与えることが出来ます。私が主宰するNPOメンタルケアメーク21でも、男性が活躍しており高齢の女性の方に人気がありますよ。

「生涯学習について、先生のお考えをお聞かせ下さい」
学んだことを活かして、社会に貢献できるのが一番ではないでしょうか。その意味で、「地域との共生」を掲げられている文京学院大学 生涯学習センターという場は、最適だと思っています。
また、生徒さんたちが学んだスキルを発揮できる場として、私自身がNPOメンタルケアメーク21を設立し、講座を修了した生徒さんとともに介護施設や老人ホームをボランティンアで訪問しています。
ぜひ、ご一緒しましょう。

田島みゆき先生
にこやかに、スマートにインタビューに答えていただきました。

◇ホームページ  
http://members.aol.com/miyukitajima/index.htm

◇NPO メンタルケアメーク21  
http://mcm21.exblog.jp/




「地域との共生」の場づくりを目指す
文京学院大学・文京学院短期大学 生涯学習センター
http://www.ext.u-bunkyo.ac.jp/
<<体験受講、インタビューを終えての感想>>
取材当初は、「なぜ、大学でメークセラピー講座をするの?」と疑問を持っていました。でも授業に参加し、また田島先生や文京学院大学 生涯教育センターのスタッフの皆さんとお話をする中で、新しい生涯学習、そしてメークセラピーのイメージを持つことが出来ました。 生涯学習とは、生涯にわたり自らが学ぶだけでなく、学んだ結果を生涯にわたり社会に還元すること。 そんな場を大学が提供できれば、大変意義のあること。そして、メークセラピスト養成講座は、そんな場にぴったりの講座でした。
  (40代男性 佐々木偉彰 /女性 M.石坂)

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